この物語は、にんにくを水栽培している最中に起きたハプニングである。
ある日冷蔵庫を開けると、ニンニクから芽が出ていました。
大根も葉に近い部分を水に浸けておくと結構葉が伸びるので、ニンニクの芽も伸びるに違いないと思い、ニンニクの水栽培を始めました。
お気に入りの器があるにも関わらず、ゆずはニンニクの入った容器の水をびちゃびちゃ飲みます。
果たしてニンニクの芽はきちんと育ってくれるのだろうか??
しかし、そんな心配をよそに、日当たりのいい部屋で、ニンニクの芽はみるみるうちに立派に育ちました。ここまでくると、根がしっかり広がってしまい、ゆずはこれで水を飲むことが出来なくなってしまいました。
最近は、この不思議な匂いに心が惹かれるようになった(?)ゆず。
今日もクンクン匂いをかいで・・・そして、次の瞬間!
「ぱくっ!!」
さすがにこの瞬間は冷静に写真に収めることは出来なかった
なんと、ニンニクの葉っぱをカジってしまったのです!
ゆずにとっては刺激の強すぎるニンニクの苦みと臭み!!
ゆずは飛び上がってクチの中に入った葉っぱを「ぺっぺ」と吐き出すと、ドダダダダダ~~~!!と逃げていきました。
そのあとタップリの水を飲んで、それからはニンニクに近寄りませんでした。
こうしてニンニクの葉はスクスク育ち、一度だけ食卓に上りましたが、基本的に植物を育てるのが下手っぴな私の手に掛かり、現在、このような状態になっております。
1998年冬から1999年春の出来事