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白髪・・・の巻

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6 月に入ったある日、私の髪に 1 本の白髪を見つけた。すご~~~くショックだった。
自分ではまだまだ若いつもりでいるのに、それを否定するかのような1本の白髪。
証拠隠滅のため抜こうと思ったけど、抜くとまた白髪が生えてくるって言うし・・・
思いとどまって、根本近くでカットした。

そういえば母親が「白髪が出た~~!」なんて騒ぎ出したのもこの位の年齢じゃなかったろうか。
その頃私はまだ 7~8 歳。
げげ、私はそのくらいの子供が居てもおかしくない年齢になってしまったの?
早婚だったら、居てもおかしくないのか~、などとしみじみと考えてしまった。

美容室に行って、ストレートパーマをかけた。
「もしかしたら、白髪・・・ないですか?」とお店の人に聞く私。
「白髪ですか?いいえ、ありませんでしたよ」
「この間、一本発見しちゃったんです。すっごくショックだった~」
「大丈夫ですよ。もうないみたいですよ」
これ以上、白髪が増えないように気を付けなくちゃ。

それから数日後、ゆずのブラッシングをしていて、手が止まった。
なんと!ゆずのしっぽに白髪があるっっっ
ゆずはしっぽの部分は黒い。そこに 2 本ほど、白い毛が混じっている。
マジ?ゆずもとうとう白髪が出始める年齢になってしまったの?
それから更に数日後。他の部分をじっくり探すと・・・あった。背中の黒い部分に白髪 3 本。

白髪
べえ~。中年オヤジで悪かったナ

ゆずは今年 8 歳。人間で言えば立派な中年おやじ。白髪が出ても不思議じゃないのか。
しみじみ、ゆずと出会ってからの年月を思ってしまったヨ。

ゆずと出会った時私はフリーターだったっけ。日当たりの悪いアパート。貧乏だったけど結構楽しく暮らしていたんだっけね。
ゆずが来て、夜遊びをしなくなって、うちの母親が「お、家に居るようになったね。ゆず様々だね」って電話で言っていたのを思い出した。

「そりゃ、お互い歳もとるよね~」
ブラッシングをしながらゆずに話しかける。
「んにゃ?」
ゆずは背中を思いっきり伸ばして、「もっとブラッシングしてよ」のポーズ。

そのうち、どんどんゆずの白髪も増えるのかな。お互いいい感じに歳をとりたいですな。
あと何年ゆずと一緒に暮らせるのか、それは誰にも分からないけど、理想は縁側の日だまりで茶飲み友達?
(私が婆になるまで、ゆずが生きていたら、それはそれで怖いな)

ゆず
今のお気に入りは窓の下に置いたチェストの上

ま、そろそろってことで、サイエンスダイエットのシニア用を買ってきましたわ。
シニアかあ・・・(しみじみ)

2001年6月の出来事

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