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ゆず別荘へ行く・・・の巻

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これは 2 年ほど前の夏のお話。
友人 5 人で、その中の一人、Y 氏の別荘に行くことになりました。もちろんゆずも一緒です。
車に乗って 2 時間ほど。ついた先は那須高原。車慣れしていないゆずでしたが、肉球に汗をかきながらも、無事到着。
さっそくゆずの別荘内探索が始まりました。体勢をできるだけ低くして、匍匐前進。 一通り匂いをかいだあと、どうやら自分のいるべき場所ではないと判断したのかどうか・・・それは分かりませんが、その後何時間かは、自分の入れられてきた鞄に入って、出てこようとはしませんでした。

その間に私たちはバーベキューの準備。
庭と家の出入りが多かったので、ゆずが出ていくと困るな、と思っていた私の心配はどこへやら。
ゆずは鞄の中で「すーぴー」と寝ておりました。

暖炉っていいなあ
暖炉の前でくつろぐゆず

さて、バーベキューも終わり、室内に帰ってきた頃には、ゆずは鞄から出ていて、フローリングのお部屋をパタパタ音を立てて歩き回っておりました。
一度自分のゴハンの場所と、トイレを確認すれば、もう安心。
そうなると俄然元気になる猫は、きっとゆずだけじゃないはず。
この別荘は、ウチのボロアパートとは比べものにならない広さ。しかも階段付き。
ゆずのひとり駆けっこは止まりません。

どだだだだだ!!ばだだだだ!!つるっ!!

(ゆずは肉球側にも長い毛があるので、フローリングはよく滑る)
勢い余って、Y 氏のお母様が作ったパンフラワーを壊してしまいました。嗚呼、ここでも破壊王・・・

怒られたゆずが、次に挑戦したのは、階段の手すり歩きです。
Y 氏の別荘は、3 階まで吹き抜けになっているので、もしも階段の一番上から落ちると、かなりの高さから落ちることになるのです。
いくら猫とはいえ、ゆずは 6 キロの巨体。しかもちょっと鈍くさいときているので、こっちは心配でたまりません。

「ゆず!そんなとこに乗っちゃだめ!!」
「うンにゃんっっっ」
ちょっと緊張の歩きで、しかしとても楽しそうに上の階段の手すりから下に向かって降りてくる。今にして思えば、本当に無事で良かった・・・

別荘から帰ってきて、ゆずはウチのボロアパートの中を、どだだだだ!っと駆け回り、洗濯機の上にジャンプした後、即半回転ひねりをくわえて飛び降り、また駆け回るようになりました。
たまに勢い余って激突されます。

1997年7月27~28日の出来事

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